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2020年8月15日土曜日

【入湯レポート】余市川温泉 宇宙の湯




2020年8月の某日曜日、前からやってみたかった札幌-余市間ランを敢行しました。 

まぁ札幌と言ってもほとんど小樽寄りのほしみ駅出発ですが。行程はフルマラソン超の45km。暑いけど楽しかったー、満足。

ゴール地点に設定したのが今回お邪魔した「余市川温泉 宇宙の湯」です。

店間近に流れる余市川。河口近くのため幅広くゆったりとした流れ。
右奥にはニッカウヰスキー余市蒸留所が見えます。

アクセス

車で札幌方面からくる場合、5号線をひたすら真っすぐ。交差点を駅方向に向かわず直進(228号線)して余市川を渡り、左折すると見えてきます。
徒歩だとJR余市駅から約15分くらい。

本数がないので不便ではありますが、断然車以外の来訪をおススメします。
なぜなら・・・アルコールの誘惑が多いから笑
ニッカウヰスキーとか、余市ワインとか。
管理人はそのためにわざわざ走ってきたのです笑
札幌方面には都市間バスも走っていますし。

余市の駅近というロケーションから、観光客向けの施設を想像していましたが、実際はかなりこじんまりした感じを受けます。屋上のスペースシャトルは目立ちますが。

受付の様子

この施設、なんで「宇宙の湯」かというと、宇宙飛行士である毛利衛さんのご両親がかつてこの地で「喜久乃湯」という銭湯を経営していたからなのです。

内部はさぞかし近未来的なのかと想像し中へ入ったところ・・・

まぁ雑然としています笑
お世辞にも綺麗とは言えないし、商売っ気もあまり感じられず。全に地元民御用達の銭湯といった様相。

想像とあまりにも違ったので驚いて写真も撮り忘れました笑


気を取り直し券売機で入浴券を買おうとしたところ、カウンター担当のおばあちゃんが「入れんでもこっちでもいいよー」と。現金で支払おうとすると、カウンターにセットメニューの案内が。

入浴+海鮮丼+ブルーベリーソーダで1,000円ちょうど。
入浴だけで450円だから、これはかなりお得っぽい。
おばあちゃんもおススメとのことでこちらを購入。

浴場の様子

まずは汗をながしちゃいましょう、ということで脱衣所へ。
受付同様、古びた雰囲気。

コインロッカーは貴重品用の小さいタイプだけだったり、体重計が2つ置いてあるのに1つは使えなかったり、ここに?ってとこに自動販売機が置いてあったりと、あまりおもてなし感はありません。

続いて風呂へ。
こちらもちょっと・・・ツッコミどころがたくさん笑

まず、シャワーの出が悪く、ぬるい上に、シャンプー・ボディソープが2ヶ所にしか置いていません。

中温湯と表示のある風呂はお湯が汚く、何か変なものが浮いています。これはちょっといただけない。すぐ出てしまいました。

一番大きな湯舟である高温湯の方はまぁまぁ。
高温湯というほど熱くはありません。42℃くらいでしょうか。管理人にとっては適温。中温湯と違い常に新鮮な湯が流れ込んでいます。

泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。

また、この施設では「日替わり風呂」が人気です。
この日は紫色をした「ブルーベリー」でしたが、その他に
ウイスキー・ワイン・りんご・ミント・よもぎ・さくらんぼ・漢方などがあるようです。
せっかくだからウイスキー風呂入りたかったな・・・

館内の様子

2階が食事処になっています。
休日の13時半くらいでしたが・・・誰一人いない笑

まぁこれはこれで落ち着くってもんです。

受付時もらった札を店員さんへ。

とりビー。キンキンに冷えてやがります。

海鮮丼はおいしゅうございました。味噌汁も付いて満足。

風呂とセットで1,000円はコスパ最高。おススメです。
ブルーベリーソーダのはずなのに、メロンソーダが出てきたことなんて小さなことです笑

まとめ

観光客気分で行くとガッカリポイントが多いです笑
地元民になりきっていくのがおススメ。安いしね。
実際、お客さんのほとんどが地元民のようでした。
観光は他でいくらでもできます。管理人はこの後ニッカウヰスキー余市蒸留所を見学(要事前予約)して帰途につきました。

Data

訪問日:2020年8月
施設名:余市川温泉 宇宙の湯
TEL:0135-22-4126
住所:余市町入舟町322番地
入浴料金:大人(中学生以上)450円 中人(小学生以上中学生未満)140円 小人(小学生未満)70円
営業時間:9:30~22:00
定休日:年中無休
泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉

2020年7月4日土曜日

【入湯レポート】小樽温泉オスパ





晴れ渡って気温も上がった6月某日、ランニングの目的地として設定したのは「小樽温泉オスパ」。


昭和チックな看板。この位置から撮ると、どうみても潰れて看板だけが取り残された施設にしか見えないのですが、絶賛営業中です。

アクセス

その名の通り小樽市に位置するこの施設。
最寄り駅は、JR南小樽駅と小樽築港駅の真ん中ら辺、どちらからも徒歩で約15分。
また、フェリーターミナルから徒歩2分と至近に位置しています。
24時間営業なのは、その関係なのでしょう。
深夜23:30発とか、早朝4:30着のフェリーがありますからね。JRが動くまでの時間調整に使いやすい施設です。
もちろん車での来訪もOK。駐車場が目の前にあります。

建物外観も昭和です。カラオケの薄れた文字が泣けます。
セコマが入ってても哀愁が隠し切れません。

受付の様子

唯一令和を感じたのはビニールによる飛沫対策。
それ以外はザ・昭和。

外観も昭和ですが、中はもっと昭和でした。
フロントの造りとか、絨毯の感じとか、レトロです。
えぇ、褒めてるんですよ。
尚、定額入館料は850円なのですが、HPに載っているクーポンを印刷して持参すれば200円引きとなります。
期間限定などではなく、ずーっと載っているので、是非持っていきましょう。


浴場の様子

では中へ。
まずは内風呂から。
主浴槽はまずまずの広さで、2つに区切られていますが別に温度の違い等はありません。どちらも同じ。

この浴槽が温泉だと思うのですが、無味無臭でほとんど温泉感は感じません。
温泉っぽさを求める方には物足りないかも。

ナトリウム-塩化物温泉とのことですが、透明の湯で匂いもなし。

その他、寝湯や打たせ湯がありますが、寝湯はジェットが出るわけでもなく、ホントに寝て入るだけ。

続いて露天に出てみます。
決して広くはありませんが、まぁ屋外の雰囲気は感じられます。
テレビがかなり小さい笑

実はこの施設で管理人が気に入ったのは、泉質や風呂の種類ではなく「洗い場のシャワーヘッド」。
壊れたものを修理した経緯があるのか、シャワーヘッドが2種類混在しています。大きいヘッドと小さいヘッド。

大きい方は普通のヘッドの1.5倍くらいの大きさがあり、広範囲にわたってジャバーっとお湯がでます。
水流の勢いもあるので、頭全体が土砂降りにあったような感覚。
最初はビックリしたのですが、慣れると気持ちいい。

小さい方は更に水流の勢いが強くなります。マッサージ効果が期待できるんじゃ?ってくらい。
こちらはこちらで気持ちいい。

というわけで、この風呂の一番の推しはシャワー水流の強さです笑


館内の様子

岩盤浴やマッサージルームを併設しています。
また、2階には広々とした大広間が。
休憩室と食事処を兼ねているようです。

コロナ対策で机の間隔が広め。

せっかくなので昼食を。
注文後番号札をもらい待ち。
何はともあれまず一杯。
来ましたよー、鶏唐揚げ定食。


食事メニューはもちろん、おつまみやお酒の種類も豊富で、値段も高くありません。

食事処の営業は20時までで、それ以降は自由に使えるとのこと。
小樽で飲んでて最終電車に乗り過ごしたらここに避難できるな・・・深夜料金込みでも2,000円ちょっとですからね。


まとめ

施設は決して豪華ではありませんが、24時間営業とリーズナブルな点が魅力。覚えておいて損なしです。

Data

訪問日:2020年6月
施設名:小樽温泉オスパ
TEL:0134-25-5959
住所:小樽市築港7-12
入浴料金:大人850円 子供(3歳~小学生)400円 ※深夜1:00以降の入退館は深夜料金1,200円が加算
営業時間:24時間
定休日:年中無休
泉質:ナトリウム-塩化物温泉

2019年5月6日月曜日

多彩な湯舟が楽しめる 朝里川温泉 小樽天然温泉湯の花 朝里殿【入湯レポート】



ゴールデンウィーク半ば、ランニングを兼ねて朝里川温泉郷にある「湯の花 小樽殿」に行ってまいりました。
最寄りのJRは小樽築港駅か朝里駅になりますが、歩いてくるには少し遠い距離です。
路線バスの停留所は目の前にありますが、時刻表を見ると1時間に1本程度の運行。
なのでマイカーでの来訪か、無料送迎バスの使用をおすすめします。
小樽方面からの便数が多いですが、札幌方面からも1日2便の運行がありますよ。


デカい看板があるので、遠くからでも見落とすことはありません。



風呂の前にメシを!

では、さっそく入ってみましょう。

券売機で料金650円大人1枚を購入しカウンターへ出します。
尚、湯の花全店で使える入浴ポイントカードがあり、10個たまると次回の入浴が無料となります。有効期限はありません。


入ると広々としたロビー。連休期間中ということもありたくさんのお客さんで賑わっています。

いつもなら風呂場へ直行ですが、今日は長時間走ってきたので何だか腹が減ってしょうがない…という訳でお食事処のある2階へ。


階段途中にはこんな掲示が。独自の源泉を持っている湯元なんですね。


2階はお食事処の他、ゆったりと休憩ができる大広間があります。ここらは他の湯の花系列のお店と一緒です。
カツカレーを注文し、かっ込みました。味は…ごく普通。
あとから調べると、ここはあんかけ焼きそばが有名らしいです。そういえば頼んでいる人が多かったような…失敗。


多種の浴槽が楽しめる


まぁ腹も満たされたことで、しばしの休憩後、汗を流しに浴場へ向かいます。

お風呂は和風と洋風の2種類があり、男女日替わりのシステムになっています。
管理人が訪れた日は男が和風風呂。
内風呂スペースは、お客さんで賑わっているものの、十分な広さがあるため圧迫感は感じません。

多くの種類の浴槽がありますが、まずはランニングで疲れた足をほぐす為アクティブスパなるジェット風呂に入ります。
ここのジェット風呂は広く、9人程が一度に入ることができます。
水流もなかなかのハイパワーで気持ち良い。腰や太腿裏、足裏を十分にマッサージできます。

続いて、メインの大浴槽へ。
こちらは温泉で、源泉名は小樽天然温泉「湯の花2」。2ということは1もあるのか?
分かりませんが。


泉質はナトリウム-硫酸塩-塩化物泉。pH8.35の弱アルカリ性です。
無色透明で臭いは全くなし。クセのない、万人向けの湯、といった感じです。よく温まりましたが、管理人的には少し物足りないかも。

そのあと、打たせ湯や寝湯、温度が低めの中温泉などをしばし堪能し、露天風呂へ。
こちらも中々広々としています。
庭園風になっており、自然を楽しみながらのんびりと浸かることができます。

その他、今回は入りませんでしたが、広めのドライサウナや別料金の岩盤浴もあり、長時間のんびりすることが可能です。全体的に満足できる水準の施設だな、と思いました。
次回は洋風風呂にも入ってみたい。


Data

訪問日 :2019年5月
施設名 :小樽天然温泉 湯の花 朝里殿
TEL  :0134-54-4444
住所  :小樽市新光5丁目12番24号
入浴料金:大人 650円 
     小学生(6~12歳)300円 
     幼児(1~5歳)100円
     乳児 無料
営業時間:9:00~24:00
定休日 :年中無休

管理人の評価

お湯具合   ★★★☆☆
浴室内充実度 ★★★★★
浴室外充実度 ★★★★☆
コスパ    ★★★★☆