折角の北見訪問、銭湯だけじゃ寂しいので温泉も入っておきたいなー、ってことで…
令和最初の温泉として向かったのは、北見温泉 ポンユ三光荘。
北見市内から留辺蘂方面に車で30~40分ほどの国道39号線沿いに位置しています。
道路から見ると少し低い位置に建物があるためよく見えないのですが、道路脇に大きな看板があり、目印になっています。
これね。
ちなみに公共交通機関で来るにはかなり厳しいロケーション。車が必須でしょう。
建物は結構古い感じです。
ちなみに、ポンユとはアイヌ語で「小さい湯」という意味だそうです。
もともとはアイヌが見つけた温泉で、これをこの地に入植した方が譲り受け旅館を始めたという歴史があるとのこと。
さっそく中へ入ってみましょう。
2種類の100%源泉かけ流し温泉
入り口に入るとすぐ左手にカウンターがあります。
対応してくれたのは感じの良いお姉さん。
「大浴場はまっすぐ奥に入って右手側ですよー」と親切に案内してくれました。
入湯料金は500円とお手頃価格。
おねーさんの案内に従い、廊下を進み浴場へ。
浴場手前の廊下に温泉分析書が張り出されているのですが、
むむ…2種類。
「ぬるい方の温泉」と「あつい方の温泉」源泉が2つあるのです。
もともとは200m地下から汲み上げたぬる湯のみの温泉でしたが、1978年に新たに500m地下からあつい方の温泉を掘削しています。
加水はもちろん、加温も無しの100%源泉かけ流し温泉ってことですね。否が応でも期待が高まります。
温泉の「源泉かけ流し」ってどういう意味?わからないので調べてみた
泉質バツグン!
いよいよ浴場へ進入。浴室は至ってシンプル。入って右手に2つの浴槽が並んでいます。
手前が38℃のぬるい方、奥が42℃のあつい方です。
あつい方が浴槽が大きいのでメイン扱いなのか…?ではまずこちらから。
無色透明の綺麗なお湯で、湧出口からジャブジャブ出ています。湯量が豊富なのでしょう。ちなみにこちらの浴槽にはバイブラバスも併設されています。
泉質はアルカリ性単純温泉ですが、硫化水素成分を含んでおり、ほのかな硫黄臭が感じられます。管理人の好きなやつです。
アルカリpH値が9.54と高く、肌がつるつるになる感じが実感できます。
ただしその性質上、浴槽のふちがとても滑りやすいので注意!
管理人も危なくコケるところでした。
こんな張り紙もありましたよ |
では続いて、ぬるい方に行ってみましょう。
泉質はあつい方とほぼ同じですが、こちらの温度は38℃。体温より少しだけ高め、いわゆる「不感温度」に近い温度です。
最初は少しぬるく感じますが、暫くじっと入っていると、不思議なことにジンワリと温まってくるのです。
そして、この温度帯だと、かなりの長湯が可能。管理人も、あつい方の5倍くらい長く入ってしまいました。のぼせることがないので、苦しくないし、気持ちいい。眠気すら誘います。
温泉は長湯するほど、含有成分による薬理効果が高くなるので、この温度帯は理にかなっているわけです。
管理人の他にも、常連さんらしき人が長時間気持ちよさそうに浸かっておりました。
なお、こちらの浴槽には、打たせ湯が併設されています。
ぬる湯の打たせ湯もまた良し!
真ん中に仕切りがあるので、浴槽に入っていても水しぶきが直接かかることはありませんが、利用者がいるとちょっとだけうるさくなります。
はぁ…良かった…。
露天風呂などはなく、非常にシンプルな温泉ですが、泉質はこの上なし!たまらん!
間違いなく名湯です。リピート確定。是非多くの方に体験していただきたい温泉です。
Data
訪問日 :2019年4月
施設名 :北見温泉ポンユ 三光荘
TEL :0157-42-2288
住所 :北見市留辺蘂町泉360
入浴料金:大人500円 小学生150円 小学生未満50円
営業時間:9:00~21:30
定休日 :なし
泉質 :アルカリ性単純温泉
泉質 :アルカリ性単純温泉
管理人の評価
お湯具合 ★★★★★
浴室内充実度 ★★☆☆☆
浴室外充実度 ★☆☆☆☆
コスパ ★★★★☆
0 件のコメント:
コメントを投稿